ミュージカル「秘密の花園 in concert」無事に終了しました。

公開日： 2015/06/17 : ブログジュエリーキッズ, ミュージカル, 秘密の花園

みなさんこんにちは。

日曜日にミュージカル「秘密の花園in concert」無事に千秋楽を迎えました。スタッフ・キャストの皆さん、そして観劇にお越しいただいた皆さま本当にありがとうございます。

(オールキャスト集合写真）

今回のブログでは、公演を終えての一言と、本番そして本番後の打ち上げの様子も交えて写真集形式で書きたいと思います。

昨年秋から構想がスタートし、僅かな期間で充実した公演になりましたのはひとえにキャストスタッフ全員の「この作品を一人でも多くの方に観てほしい」、「この作品の素晴らしさを感じてほしい」という作品への愛情と情熱の賜物だと思います。

今回主催という立場ではありましたが、現場は信頼するスタッフに任せ、本番ほんの数日前に合流したのですが、想いを一つに一丸となった「素晴らしいカンパニー」だと心から感じました。
特に企画・制作全般を担当した和田さん、翻訳・訳詞の高井さん、大役アーチボルド役の阿川さん、本当にお疲れ様でした。

そして演出を担当した横山さん、カンパニーをまとめ導いていただきありがとうございました。
コンサート形式でどのように世界観を崩さずに観客にこの作品の感動を最大限伝えるか、シーンの選別、演出上の見せ方、セリフ回し、ステージングなど大変なご苦労があったと思います。本当にお疲れ様でした。

その他キャストのみなさん、素敵な演奏をいただいたオケの皆さん、テクニカルスタッフの皆さん、一人ずつ言葉をかけたいのですが、、まずは本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。

おかげさまで全公演ほぼ満席となりました。重ねてご多用の中お越しいただきました観劇者様、本当にありがとうございました。
「ぜひ再演してほしい」、「次回はフルバージョンを観てみたい！」等たくさんの嬉しいお言葉をいただきました。
様々な方向性をスタッフで検討していきたいと思います。

（打ち上げは楽屋廊下で）
　

そしてストーリーを引っ張った４名のジュニアチーム。本当にお疲れ様でした。きっと一番大変だったことでしょう。でも同時に一番幸せな４人だったと言えますね。さまざまなプレッシャーの中で葛藤し、思い悩み、振り切って、３歩進んで２歩下がる、、でもそこを何とか踏みとどまり、そしてまた一歩前に、の繰り返しだったのではないでしょうか。

（演出家の横山さんからジュニアチーム全員に直筆のお手紙が！一生の宝物ですね！）

稽古期間で間違いなく一番成長したのは君たちです。この素晴らしい経験は君たちのこれから何よりの「財産」になります。今回のカンパニーでの経験に感謝して、しっかりと噛みしめて血肉にしてこれからたくさんの観客の皆さんに感動を与える素敵な俳優さん女優さんになっていってくださいね。
そしてこれからはミュージカルを一緒に頑張っている仲間の目標になるように立派な背中も見せてください。また近い将来一緒のカンパニーで作品を創れることを心から願っています。

（ジュニアチームと髙畑翼くん）

そして、良きお兄さんとしてジュニアチームをまとめてくれた髙畑翼くんにも感謝しています。「未来への贈り物」そして今回もメンバーがピンチの時に機転を利かせて誠心誠意サポートしてくれましたね。大人と子役の間の立場だからこそ難しい面はあると思いますが、でもだからこそできることもある。きっとそこに素敵な俳優になるいいヒントがあるかもしれません。これからも頼りにしてます。一緒に良い作品を創っていきましょう。

今回ジュニアチームにレッスン生がいたこともあり、日頃一緒にレッスンを受けているジュエリーキッズのレッスン生とご家族がたくさん観劇に来てくれました。
その中で今まで「子どもミュージカル」や「ファミリーミュージカル」は観たことがあっても、こういう「正統派作品」は観たことが無かったという子が何人もいました。
きっとさまざま感じることがあったと思いますが、「私もこの作品に出たい！」「いつかメアリー（コリン）をやりたい！」という子がたくさんいました。

新たな舞台芸術との出会い。新たな興味、感性との出会い。そして子ども達に新たな夢と目標を示すことが出来たこと。本当に幸せです。

子ども達の興味や関心との出会いは一期一会です。
ミュージカルの楽しさや素晴らしさを気付かずに素通りさせたくない。ミュージカルに出会ったチャンスを絶対に無駄にしてほしくない。
ミュージカルに触れることで感性を養い、才能を開花するきっかけになってほしいと心から願っています。

ミュージカルで養った「感性を表現する力」は、子供の時にとどまらず大人になった後も人生にとって大きな財産になると思います。
だからこそ目先だけにとらわれず、子ども達には長くミュージカルの楽しさ、表現する楽しさを感じ続けてほしいと思っています。
ジュエリーキッズはこれからもみんなの想いを力いっぱい応援します。