金曜日「ＢａｂｙＫｉｄｓバレエ＆ストレッチクラス」開講リポート

公開日： 2014/08/11 : 最終更新日：2014/08/12 ブログＢａｂｙＫｉｄｓバレエ＆ストレッチクラス, バレエクラス, ミュージカル, 個性, 感性, 才能, 才能開花

みなさんこんにちは。

８月１日（金）に「ＢａｂｙＫｉｄｓバレエ＆ストレッチクラス」の体験会が行われ、早速翌週から第一回目のクラスが開講されました。

子ども達は素晴らしい総合舞踊であるバレエに小さいころから触れ、積み重ねることで、一生涯の財産となる「素養」と「良い姿勢」を手にすることが出来ます。

ジュエリーキッズではミュージカルスクールの特徴を生かし、「楽しいバレエ」、時にはミュージカルの音楽に乗ってミュージカルダンスのポーズなど、参加者の方のご要望も聴きながら親御さんもすてきな時間を満喫できるようにレッスンを行います。

バレエは、もちろん小さいころから触れるに越したことはありませんが、多くのお子さんが直面する「壁」があるのも事実です。
それはバレエに必要な基礎レッスンが「単調」で「つまらない」そして「痛い」という３重苦で途中で嫌いになってしまう子がとても多い事です。

全てがバレエに必要なレッスンではあるのですが、大人にはその有用性は理解できても、多くの子ども達は単調な基礎レッスンを「なぜこれをやる必要があるの？」と幼心に感じてしまい、早くやらせたばっかりに「娘（息子）がバレエが嫌になってしまった」というお子さまが多いのも現実です。

ジュエリーキッズは素晴らしい総合舞踊であるクラシックバレエにお子さまが親しみ、そして楽しみながらうまくスタートアップし、お母さまも産後の体幹のずれや、日頃の育児での疲れなどのリフレッシュとなるように、この「ＢａｂｙＫｉｄｓバレエ＆ストレッチクラス」を開講しました。

子ども達がバレエを大好きになるポイントは何なのでしょうか？
この質問の答えはズバリ「お母さん（親御さん）が楽しむこと」です。

最初は場所見知りで警戒気味のお子さんも、お母さんが楽しんで参加している姿を見ていると次第にその真似をするようになります。
そして一緒にやってみて、お子さんがうまく出来ている時にはしっかりと褒めてあげる。そして可愛らしいポーズの時にもしっかりと「かわいい！」と伝えてあげる。子どもの頃に親子で一緒に出来る習い事は実はとっても少ないと言えます。

お子さんの中には初めてお母さんと一緒の習い事をするという子も多いです。そしてお子さんはお母さんの前で「うまくできた！」、その経験が本当に嬉しく、そしてかけがえのない思い出にもなります。

お母さんと初めて一緒にやったバレエがもしかしたらお子さんにとって、一期一会の素晴らしい出会いになるかもしれません。まずは親子で一緒に体験し、一緒に笑って、楽しんで始めてみましょう。

絶対に避けるべきなのは、「せっかく来たのだから」とお子さまを無理やりやらせようとすることです。お母さんが楽しくストレッチしたり、バレエの振りを楽しくレッスンしている姿を見て、お子さんは時間をかけて次第に一緒にやりはじめるようになります。

親子が一緒に少しずつ上達していくという経験は、お子さんにバレエと同時に、「一つのことを積み重ねることの大切さ」、「上達していく事の喜び」を授けることが出来ます。

ですので、このクラスは「お母さんのためのクラス」と言い変えることもできます。　講師も大人向けの振りやストレッチを参加者のご希望やクラスの状況に応じて、どんどんクラスプログラムに取り入れてくれます。まさに新規クラス、少人数クラスの醍醐味です。

会員さまの声がどんどん反映される、この柔軟性もジュエリーキッズ親子クラスの特徴でもあります。

先週の初開講日は、大口朋子先生のレッスンでした。
レッスンの前半は簡単で気持ちがいいバレエストレッチ、ご家庭でも出来るわかりやすく効果のある体の癒しかたを教えて下さいました。
中盤は身近なフランス語のフラッペなどの語源から、アン・オー en haut「上に」の意味や、腕を上方にあげて丸くするアン・バ en bas「下方へ」、肘を少し曲げて両腕を下げ、指先は腿の前に置くなどのバレエの基本を丁寧に教えて下さり、実際にやってみました。
そして後半はミュージカルの曲に合わせて、習った手足の動きを組み合わせてバレエウォーキングに合わせてゆっくりターンも加えながら振り付け。

ラストにはワンポイントミュージカルダンス講座で、全員帽子を使って鏡に向かって、有名ミュージカルのポーズ！ミュージカルでの帽子の持ち方・使い方を教えて下さり、体をちょっとねじるだけで素適なポーズに！

有名ロングランミュージカルでメインキャストを演じた講師ならではの指導でした。

（講師自ら有名ミュージカルのワンシーンをデモンストレーション）

そういうお母さんの楽しい姿を見て、子ども達は次第に一緒に真似をしながら嬉しそうに参加するようになります。そうやって参加した子どもたちは、講師からの指導を真綿のようにどんどん吸収していきます。だからこそ小さなお子さまであればあるほど、実績のある正しい指導が出来る講師である必要があります。子ども達の興味や才能との出会いはまさにこのようなきっかけづくりなのだと思います。