ミュージカル「未来への贈り物」本番を終えて　その１

公開日： 2014/03/18 : 最終更新日：2014/10/22 ブログジュエリーキッズ, ミュージカル, 子供ミュージカル, 未来への贈り物

みなさんこんにちは。

先週末３月１５日（土）にジュエリーキッズのミュージカル「未来への贈り物」の本番が行われました。

14時の部（虹組）と18時の部（夢組）共に満員御礼での上演となりました。お忙しい中お越しいただきました観劇者の皆さま、誠にありがとうございます。

出演者全員をジュエリーキッズ会員だけで挑戦して作り上げたこのミュージカル。多くの子どもキャストがこの公演が「初舞台」、中には入会1か月という参加者も。それでも発表会ではなく「公演」として、プロの大人キャストとクリエイティブスタッフにご参加いただき、一切の妥協なく厳しい指導で稽古を積み重ねてきた4か月間でした。

まずはこれまでの４か月間、稽古を一生懸命頑張ってきた子ども達に大拍手を送ります。

時に「稽古が辛い」と感じる日々もあったと思います。でもそれを乗り越えて必死に食らいついて稽古を重ねたからこそ、きっとたくさんの気付きと発見、そして成長があったと思います。結果として素晴らしい本番舞台になりましたね。君たちは舞台上で本当にキラキラ輝いていました。とても誇らしく感じました。そしてみんなで創り上げたミュージカル、とっても感動しましたね。人に感動してもらうために、一生懸命仲間と一緒に努力するという経験は、子ども達にとって本当に尊いです。

そして日々の送迎から、お弁当の準備、お子さまの体調管理やメンタルケア、スケジュール管理等、子ども達を精一杯支えてくださったご家族さまにも心より感謝申し上げます。公演稽古が通常レッスンと違うところは、自分以外の全てのキャストやスタッフに対して「責任を持つ場所」であることです。心を鬼にして子ども達に、そして時にご家族さまにも「厳しい」と感じるコミュニケーションをあえて致しました。全ては本番での「子ども達の最高の感動」のために。本番まで信じてお子さまを支えて下さったご家族さまにこの場を借りまして心から御礼申し上げます。

そして、今回子ども達と共演した大人キャストや舞台監督、美術、照明、作曲・編曲、音響、衣装スタッフの皆さま。子ども達の為に本当に献身的にご尽力をいただきました。貴重な経験を授けてくださった皆様に、深く御礼申し上げます。

また、この公演は多くのご協力者様、支援団体様のサポートがあったからこそ実現しました。力を貸してくださった渋谷区教育委員会様を始め、青少年ミュージカル芸術文化振興協会様、他各関係団体、ご支援者の皆さまに深く感謝申し上げます。

今回のミュージカル「未来への贈り物」は、「思いやりの心」「感謝の気持ち」の大切さ、そして「無くしてしまった何かを取り戻す」がテーマでした。演出家の横山先生の脚本により、観劇してくださったお客様が終演後にお父さんやお母さん、そしてお友達に素直に「ありがとう」が言える、そんな心温まるミュージカルになったと思います。

出演した子ども達にぜひ感じてほしいことは、自分が舞台上で稽古の成果を発揮できるのは、講師や大人キャスト、スタッフの皆さん、ご家族が力を合わせて周りをしっかりと支えてくれているからなんだ、ということ。それがどれだけ幸せなことであるか。稽古期間そして本番を終えて、出演した子ども達がそういう「感謝の気持ち」を感じ、伝えられる人になれていたら幸せです。

以下に、稽古初めからの稽古風景を、写真集形式で掲載いたします。

11月26日キックオフミーティング。全子どもキャストとご家族にお集まりいただき、公演参加の心構えを共有しました。