日々のレッスンと芸術の秋に向けて

公開日： 2016/09/16 : ブログフリースタイルダンス, 侍ミュージカル, 恵比寿文化祭, 演技

みなさんこんにちは。
残暑が厳しいと思ったらここ数日で一気に涼しくなりましたね。夏の疲れが出やすい時期ですのでご自愛ください。

さて、ジュエリーキッズでは日々たくさんの子ども達が一生懸命レッスンを頑張っています。個性の数だけたくさんの目標や目的があって、みんなが目を輝かせていて本当に素敵です！

今回はいくつかのクラスとここ最近の出来事をご紹介しますね。

日曜日の演技クラスです。日曜日だけでもレベル別で３クラスあって、子供たちの目標や上達、進度によって参加するクラスが決まっています。
シアターゲームをやって仲間との距離を縮めたり、一瞬の判断力や感覚を研ぎ澄ませるレッスンです。きっと大人がやったら頭が混乱してしまうことでも子供たちは難無くこなします。あらためて子供たちの柔軟性や可能性を感じます。

そして基礎発声練習。夏にミュージカルの本番に出演した子も多くいますから、今大切なことはしっかり基礎を見つめなおし実力を積み上げること。
本番やそれに向けてのリハーサルは厳しくも楽しいものですが、本番は応用力や舞台度胸、舞台感覚は養えても、一番大切な基礎力や真の実力が養えないことが多く、場合によっては役柄や表現の癖が残ることもあり放っておくと癖が定着してしまうことがあるので、本番後の今だからこそ、一度しっかり基礎レッスンに立ち戻ることが大切です。子ども達は根っから素直だからこそ指導のまま吸収していきます。その子に合った正しい指導をしていくことの大切さが身にしみます。

そして今月から開講した火曜日フリースタイルダンスクラス。「未来への贈り物」で振り付け指導をしてくださった柴田桃子講師のクラスです。基礎を大切にしながらも型にとらわれない自由な発想のダンスクラスです。子供たち一人一人が自分にしかない感性や表現をどんどん表に出していくクラスなので、クラス内の子どもたちの表情は本当にキラキラ輝いています。レッスン後に毎回「あっダンスうまくなったかも」と感じるクラス。テンポの良い指導とリーダーシップで子供たちの感性をどんどん引っ張り出していく柴田先生の魅力もたっぷり詰まったクラスです。

そして続いて月曜日の剣伎道（侍ミュージカル）クラス。

日本人だからこそ学びたい和の心、そして礼に始まり礼に終わるという精神。このクラスは単なる刀（木刀）を振り回すクラスではなく、相手と目や呼吸でコミュニケーションを図るという刀の演技クラスともいえるクラスです。凛とした立ち居振る舞いと所作が学べます。

つい先日、外国に武者修行に行った知り合いのミュージカル俳優さんが外国人演出家から「お前は日本人だろ、何ができるんだ？」と聞かれ、「歌とダンス、それから芝居が出来る」と答えたところ、その外国人演出家は目を丸くして、「そんなのは他の国のやつもみんなできるよ。日本人のお前が何ができるのかと聞いているんだ」と問われ、即座に何も答えられなかったそうです。

日本の「侍」は世界では尊敬の対象です。世界から日本人は何を期待されているのかを、日本人が一番分かっていないのかもしれませんね。

ミュージカルを通して、世界に通用する子供たちが育ってほしいと願うジュエリーキッズですが、日本人だからこそ胸を張って世界に出て披露をしてほしい伝統文化「侍道」のクラス、とても大人気のクラスです。

そしてそして、日々のレッスンを大切にしながらも同時に次のイベントに向かっても走り出しています。
ジュエリーキッズの有志の子ども達が出演する恵比寿音楽祭「ジュエリーキッズミュージカルコンサート」。今年もお招きをいただきまして10月10日（祝・月）の15:20から恵比寿ガーデンプレイスセンター広場特設ステージにてコンサートがあります。参加者たちは歌にダンスに頭を悩ませながら一生懸命稽古に励んでいます。今年も先生方が監修のもと、歌ありダンスあり、ＭＣありで楽しくお届けします。ぜひお楽しみに。詳細はまたお知らせいたします。

そして、少し前の話となりますが、ミュージカル「未来への贈り物２０１６」のＣＤレコーディングを行いました。新曲に出演した一部出演者のみでしたが、ＣＤレコーディングはそうそう経験できるものではありませんので、緊張の中で一生懸命本番舞台をイメージしながら歌っていました。とても良い収録ができたと思います。