「ライオンキングオーディション ２０１４夏」

みなさんこんにちは。

昨日８月１７日は劇団四季ライオンキング「ヤングシンバ・ヤングナラ東京オーディション」が開催されました。

ライオンキングは言わずと知れた劇団四季の代表作の一つ、１５年のロングラン公演を誇る日本のミュージカル界に燦然と輝く作品です。

その第一幕の主役、作品全体のクオリティと流れを決める重要な役であるヤングシンバ・ヤングナラのオーディションですから、毎回大変な盛り上がりを見せています。

ジュエリーキッズは子役育成スクールではなく、子どもたち一人一人の感性と個性、そして才能をしっかり「表現できる子になってほしい」というのが指導ポリシーです。だからこそ最も大切なのはその子が最も輝く部分を引き出してあげること。
そして結果的にそれを「表現する場」を求めて最近ミュージカルのオーディションを受ける子ども達が増えてきています。

今回のライオンキングオーディションにはジュエリーキッズのレッスン生計１５人がエントリー。１１人が書類審査を通過し本予選に、そして最終審査に７名が進みました。

そして今回も最初から最後までオーディション会場で子ども達を見守り続けました。

子ども達にオーディション前に何と声をかけるかは、いつもとても悩みます。

緊張で舞い上がってしまいがちな子には、
「緊張するけど落ち着いて！実技（演技）はゆーっくり時間をかけていいんだよ、審査員の人は何役の人だろうね(^^)」だったり、

緊張して考え込んでしまう子には、
「大丈夫！思いっきり楽しんで笑顔で元気！ハクナマタータ！(^^♪」だったり、

レッスン中のその子の課題をよーく思い出して最後のアドバイスをします。最後の最後はその子が自分自身で何とかするしかありませんが、少しでも緊張をほぐして背中を押してあげられるように毎回心がけています。

もしかしたら親御さんたちからは「手厚すぎ！」とか「暇なの？」と思われているかもしれませんが、暇だから来ていると思ってもらうくらいがちょうど良い。その方が子ども達も緊張しません(^^)。

あくまでも子どもたちにエールを送り「ジュエリーキッズのみんなも一緒だよ！」という想いを伝えたくて応援に行ってしまうのです。

夜９時までかかった最終審査。審査員の方々もお昼の本番出演後のオーディションですから大変です。
審査員の皆さんも子ども達の人生がかかっていると言っても過言ではないオーディション審査、本当に真剣に全身全霊で審査していると聞いたことがあります。本当にお疲れ様です。そして子ども達のエネルギーを受け止めて頂きありがとうございます。

そして結果は数日内。。待つしかありません。

まずは今回エントリーして頑張った全員に大拍手を送ります。立ち尽くしてしまう程に難しい講師からの注文、時に厳しい指導に本当によく頑張りました。

オーディションである限り必ず結果が出ます。合格者はほんのわずか、、残念ながらという子ども達も多いことでしょう。。。必ずしも実力通りとも限らない、身長や性格、キャラクター、雰囲気も合否に与える影響の大きいこのオーディション。落選理由が明かされないのがオーディションの非情なところです。

結果はどうあれ、間違いなく言えることが一つあります。

それは、
子ども達はこの数か月で飛躍的な成長を遂げたこと。
これだけは絶対的に保証できます。

子ども達は一つの目標に向かって精一杯考え、力いっぱい努力することで目を見張る成長をしました。

今回の努力の結果、手にすることが出来た「成長」そして「経験」は、子ども達のこれからを決して裏切ることなく力強くサポートしてくれます。

夢に向かって努力すること。結果を恐れず前に進むこと。自分を信じること。仲間を大切に感じること。親に感謝すること。
全てが子ども達の血となり肉となっています。

ミュージカルの楽しさをもう一度思い出して、みんなでまたレッスンしましょう！そして出来ないことが出来るようになるという小さな奇跡を楽しみましょう。

これからもジュエリーキッズは夢と目標を持って努力する子ども達を精一杯応援します。

これからもがんばれジュエリーキッズたち。

ジュエリーキッズ広報室

http://jw-kids.jp/