高畠千夏さんから「未来への贈り物」について寄稿をいただきました。

ミュージカル「未来への贈り物」続いてのブログリレーは、中学生キャストとして昨年ダンス・演技・歌と大活躍をしてくれた高畠千夏さんです。よろしくお願いします！

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みなさんこんにちは。昨年、親衛隊員のダイヤ役を演じました高畠千夏です。最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

私は名古屋に住んでいるので、オーディションはもちろん稽古も新幹線で通いました。
知り合いが誰もおらず、共演者と馴染めるか不安でしたが、ダブルキャストの岩崎杏珠ちゃんや同じく親衛隊員役の久保寺さくらちゃんが話しかけてくれて、話せるようになりました。
もっとも、全出演者と脚本・演出の横山清崇さんから「ちなってぃー」とずっと呼ばれていました(笑)

制作の方にはスケジュール調整をしていただき、名古屋からでも学業との両立も含めて乗り切ることができました。それでも参加できなかった稽古が数回あり、仲間に内容を教えてもらったり、音取りをしてもらったりと助けられました。今でも連絡を取り合う大切な友達です。

私は稽古に行くために一人で新幹線に乗り、山手線に乗り換えてと大変ではありましたが、親衛隊員のメインのシーンがとてもコミカルだったので、「今日はこんな風にしてみよう」とか
「このセリフに相手はどう返してくるかな？」とか考えるだけで幸せになってきて不安な気持ちはなくなりました。

いざ演じてみて、思った以上の反応が来たり、思ったよりウケなかったり毎日が新鮮でした。

その親衛隊員のシーンでは、実にたくさんのことを吸収できました。脚本・演出の横山清崇さんは出演者の個性を引き出すために、全員に見せ場を作って、演出に頼らず自分で考えたネタを入れました。
それで、見せ所やネタを挟むポイントなどを学べました。横山さんには、すごくすごく感謝しています。

激しくてかっこいいダンスシーンもあり、それに関しては家でもものすごく練習しました。
シンジ役の卓巳くんの、ブログによると2016年も柴田桃子先生の振り付けとのことなので、（今回は観客として）参加する予定の私もいまからワクワクしています！

横山さん、桃子先生、阿川先生、皆さんすごくすごく優しくて、面白くて、厳しくて、尊敬する先生方です。

未来への贈り物は幅広い年代の方、豊富な経験のある方と演技をできる貴重な機会です。もし、遠方だからと悩んでいるなら、心配はいりません。大変さ以上に得るものがあるからです。

私はまだまだ未熟ですが、舞台はもちろん映像の世界でも頑張っていきます。未来への贈り物への出演がとても自信につながったのだと思います。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

高畠千夏

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すてきな寄稿を頂きありがとうございます。

中学生でリハーサルの為に毎回、新幹線で東京に来るということは想像以上に大変なことだと思います。でも「大変さ以上に得るものがある」の一言。感動です。
稽古場ではいつも元気で笑顔なちなってぃー(^^)。共演者の仲間といつも楽しく語りあい、そして稽古では一転誰よりも集中する姿が印象的でした。ちなってぃーはとても個性的な「天性のキャラクター」を持っていて、どんな舞台でも彼女のようなキャラクターが必ずと言っていいほど求められます。
どんどん個性を出していくという「未来への贈り物」の稽古現場で彼女のキャラクターは本当に輝いていたと思います。きっとこれからもちなってぃーの活躍は止まりませんね。これからも応援しています。

青少年ミュージカル芸術文化振興協会のミュージカルは今まですべて教育委員会の後援を頂いており、学業との両立をとても大切にしています。稽古スケジュールの調整についても可能な限り相談に乗り、いろいろな事と両立が出来てこそ、ミュージカルを続けることが出来ると考えているからです。

未来への贈り物は、中高校生以上の方も経験や技量、キャラクターに応じたやりがいのある役があります。今年はどんな個性が集まるのか、今からワクワクしています。

「未来への贈り物」オーディション情報
http://www.mirai-musical.com/#!audition/c24vq