萱間珠海さんから「未来への贈り物」について寄稿をいただきました。

ミュージカル「未来への贈り物」続いてのブログリレーは、高校生キャストとしてダンスに演技に、そして歌に大活躍してくれた萱間珠海（かやま たまみ）さんです。よろしくお願いします！

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こんにちは。萱間珠海です。

昨年出演させて頂いた中、最も印象深かった稽古は有志メンバーでの自主練習です。
誰かが強制したわけではないのにも関わらず、みんなの共通理解と意志で多くのメンバーが参加してくれたのはとても嬉しかったです。

自主練では自分の出ない曲やシーンは前で見て、一曲終わるごとに感想やダメ出しを相互に述べあう形式をとりました。互いの良い点・改善すべき点を出し合うことで、それぞれの曲やシーンへの意識が高まっていったように感じました。

私の演じた親衛隊シーンの稽古では、読み合わせの時点から台本にはない台詞をどんどん追加していったことを強く覚えています。小さい子たちとは一味違う、「私たちだからこそできる芝居とは何か」、「演出から求めているものとは？」、などのお話を初回の稽古で演出の横山さんからお話頂いたことも思い出深いです。

　
「未来への贈り物」の稽古は、ただナンバーやシーンの稽古をするだけでなく、思いやりのなさを感じたエピソードをお互いに語り合うなど、物語の本質である「人を思いやる心」の大切を考える機会がたくさんありました。

この作品に出演したことで、自分自身を振り返ることができ、物語の主人公たちと同様に忘れていた心を取り戻すことができたような気がします。

未来への贈り物に出演できたこと、関わっていた時間は私の中で掛け替えのない宝物です。

萱間珠海

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ご寄稿を頂きありがとうございます！

萱間さんは高校生キャストとして他のジュニアキャストの良き見本として、稽古に臨む態度や姿勢、表情豊かな表現力、そしてもちろん技術の面までとてもよくみんなを引っ張ってくれました。

みんなからは愛称「おかあさん」と呼ばれることがうなづけるほど、小さなジュニアキャスト達の面倒をよく見て、とても慕われていました。休み時間には萱間さんの周りにはいつも子ども達の笑顔がいっぱいで、ジュニアキャストの一致団結したいい雰囲気を創り出してくれ、スタッフとしてもとても感謝しています。

稽古時や本番時においてダイナミックなダンスと豊かな演技力、歌唱力で、ただでさえ難しい親衛隊のシーンをとてもよく引っ張ってくれました。

ジュニアキャストの中で誰が指名したわけでなくても、自然と役割や出来上がり、全員の個性が合わさって作品が良い方向に紡ぎあげられてゆく、その立役者となった萱間さん、本当にありがとうございました。これからもご活躍を応援しています！

「未来への贈り物」オーディション情報
http://www.mirai-musical.com/#!audition/c24vq