アニーオーディションにレッスン生から３名合格。

みなさんこんにちは。

先週末は「アニーオーディション」の本選が開催されました。

そして、レッスン生から３名が合格しました。

→アニー合格者

とにかくまずは力いっぱい実力を発揮した子ども達を称賛し、大拍手を送りたい。

本選に進んだ１０名、そして最終日まで残った５名。良い結果だった子も残念だった子も本当によく力を出し切りました。

ここまでの努力は必ず血肉になってこれからのあなたたちの味方になってくれます。

微力ながら初日と最終日に応援に駆け付けたのですが、子ども達の夢にかける情熱と想いに胸が熱くなりました。

集まった子ども達の一人一人の努力はきっと凄まじいものだったと思います。出来ることならその全員にその頑張りに対する評価を与えてあげたい。

でもオーディションはそれを許してはくれません。結果は合格か不合格のみ。どこがダメだったのか、どこが評価されたのかを知る術はありません。

でも「今できることを精一杯やる！」そういう純粋で一直線なエネルギーがいつもは閑散としている週末の麹町の日テレ前を包んでいました。

アニー役最後の５人まで残り最終演技審査で涙をのんだレッスン生の女の子がいます。

その子は付け焼刃の対策レッスンを一切封印し、徹底的に基礎を固め、ぎりぎりまでtomorrowやmeybeを歌いませんでした。

そして、最後の最後に新鮮で真っ白な想いで、歌詞に心を動かして歌ったtomorrowとmaybe。聴いていて鳥肌が立つほど心を動かす歌に仕上がりました。

そして演技でもアニーの考え方、想い、心情をウォーバックスさんの言動と一挙手一投足から、その時アニーは「何を考え」、「どう感じているか」を自分に置き換えました。

ただ教わるままやるのではその子の魅力が出ず、つまらない演技になってしまいます。そして嘘の演技には魅力はありません。

その子にしか出来ないアニーをどう表現するのか。小さな体からどれだけのエネルギーを発せられるか。徹底的に基礎力を磨いてきた子であるからこそ、最後にはその子にアニーが乗り移ったかのような領域にまで高めることが出来ました。

でも結果は、、、残念でした。

オーディションは実力だけの世界ではない。縁とタイミングも強く影響します。

でもやっぱり一番大事なのは実力です。

時に、オーディション対策にのみ力を入れている指導機関を目にします。対策を否定するつもりはありません。最後のもう一歩には必ず必要です。

ただ、大切なことはしっかり毎週の地味な基礎レッスンを積み上げてきた子が最後に今までの自分の基礎と実力をオーディション用に最適化する、いわば最後につま先立ちで背伸びをさせてあげるのが対策レッスンのはずです。

いつもいつもオーディションばかりで「対策」ばかりをやっていて、一体いつ基礎を磨くのかと疑問になります。

結果、できないことを無理やりやらせて喉を傷めたり、良くない癖がついてしまう子がどれだけ多いことか。。。

子ども達が、夢と目標を実現するには時間制限があります。

頑丈な基礎という土台の上にこそ真の実力が備わるのだとその子を見ていて心から感じます。その実力を発揮する場がオーディションです。まさにジュエリーキッズの指導方針を体現する姿です。

「去年より一歩前に進めた。だから来年また一歩進めるように頑張る」オーディション後の一言です。

会場を後にするとき、早足で言葉少なではありましたが、悔しさの中に強い意志を感じました。

こういう子の夢と目標を叶えてあげたい。そしてその子が持っている真の魅力と才能を開花させてあげたい。

これからも子ども達の夢と目標を精一杯応援し、その子の真の魅力と感性を花開かせるスクールでありたい。

とにかくしっかりと目が届き、心が届き、正しい指導で子どもたちにとって最善を尽くせるスクールにするとを心に誓います。

３日間一生懸命力を出し切った子ども達、本当にお疲れ様でした。

子ども達を応援するつもりが、いつの間にか与えてもらうことが本当に多いですね。

ジュエリーキッズ
http://jw-kids.jp/